
こんにちは。MDMが趣味のヤスムラです。
今回は最近注目を集めているKandjiについて、標準機能の一つであるSlack通知の設定方法をまとめてみました。
会社でApple製品(iOS/macOS)を管理している方
デバイス管理を行う情シスの方
これからApple製品のMDM導入を検討している方
Kandjiとは
Appleデバイスに特化したモバイルデバイス管理(MDM)ソリューションです。直感的なインターフェースを持ち、企業がデバイスの管理やセキュリティを簡単に行えるよう設計されています。また、オプションとしてEDR機能も備えているのが特徴です。
日本国内ではまだ知名度が低いですが、最近ではJamf Proを取り扱う複数の代理店がKandjiを導入し始めており、今後利用者が増えることが期待されるサービスです。

手順
設定方法については以下公式マニュアルと合わせてご参照下さい

1.Slackとの接続
1.Kandjiにログイン
2.左メニュー[INTEGRATIONS] > [Discover integrations]をクリック

3.CommunicationにあるSlackにて[Add and configure]をクリック

4.Welcome to Slackの画面にて[Get started]をクリック

5.Slackとの接続画面が表示されるので承認を行う
2.通知設定
1.接続されているSlackが表示されるので[Add event notification]をクリック

2.Add event notificationの画面にて以下を入力

端末登録通知以外にも上記メニューにある様々なイベントを通知可能です
3.Send test notificationをクリック

4.Slackに゙テストメッセージが流れることを確認したら[Save]をクリック
3.動作確認
正常に動作していれば端末がMDMに登録されると以下のようなメッセージが流れます

まとめ
Jamf ProのようにSlack Botやスクリプトを使わずとも簡単に実装出来るのでとっても簡単ですね。Kandjiは自分も触り始めたばかりなのでまた便利そうな機能があったら紹介したいと思います。
最後に、当方は副業情シスとして活動もしています。
こちらのサイトに詳細記載しておりますので、もしKandjiやその他情シスのご支援に興味がある方いればお気軽にお問い合わせ(またはDM等)ご連絡お待ちしております。
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