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(辛口レビュー)Ring Video Doorbell 4[スマートドアフォン]を使ってみた

先日自宅のインターフォンが突然壊れてしまったので、前から気になっていたRing Video Doorbell 4をAmazonで買ってみました。実際使って1か月ほど経ったのでレビューしたいと思います。

この記事はこんな方にオススメ

・外出中でもインターフォンの受けたい人
・生活空間が自宅のインターフォン子機から遠い人
・玄関前に監視カメラの設置したい人
・Ring Video Doorbell 4の購入を検討している人

開封

プライム会員なので翌日には届きました。

中身はこんな感じです。

本体/取り付けねじ/バッテリー/充電ケーブルなど一通り入っています。

基本機能

基本機能は以下の通りです。

1.子機設置不要

スマートフォンに通知が飛ぶので自宅に子機の設置は不要です。またAlexa(ディスプレイ付モデル)があればインターフォンの子機のように使用することも可能です。正直一人暮らし以外はAlexaは必須かなと思います。

2.外出先からの応答

スマートフォンで通知を受けられるので自宅にいなくても応答することが可能です。荷物を置き配にしたい場合や、知り合いが訪ねてきた時に有効かと思います。

3.モーション検知

インターフォンを押さなくても玄関の前に人が立った場合や、通り過ぎた場合に自動的に録画することが可能なので監視カメラとしても使用できます。ただしモーション検知を多用しすぎるとバッテリー消費が早まります(公式では約2か月と記載されていますがモーション検知を使用する場合は1か月ごとに充電が必要かなと思います)

4.録画機能

最長180日間(デフォルト60日間)の動画および過去7日間の静止画を確認できます。また個別にダウンロードすることも可能です。※ただし2023年4月から有償(別途説明)

5.工事不要

本体がバッテリーで駆動で、取り付けも付属の両面テープで固定できるため、電気屋等に依頼する必要がありません。ちなみに今までの親機を取り外したり常設電源を設置する(屋外コンセントがない)場合は電気工事士の資格が必要なため、電気屋などに依頼が必要です。

設置までの流れ

実際に届いて設置するまでの流れは以下の通りです。

1.初期設定

取り付けを行う前にまずは電源を入れて初期設定を行いました。詳細は割愛しますがアプリをインストールしたら指示に従いアカウント作成~WiFiの接続設定を行うことで特に躓くポイントもなく設定出来ました。

2.動作テスト

外に取り付ける前に自宅で動作テストを行いました。ベルを鳴らして約2秒ほどでスマホに通知がされました。また通話テスト行なったところ、音声がわずかに遅延があります(1秒未満)が使用上はあまり気にならないと思いました。

3.設置

まず既存の子機を取り外しました。また子機コードは大きな電力は流れていませんが、念のため先端をビニールテープで巻いておきました。(メーカーによるので各自宅の子機は事前確認してくださいね)

取り付けは素人でも問題ありません(両面テープで貼るだけなので)ただ今回はちょうど既存のねじ穴が流用できたので自分は付属のプレートとねじで取り付けました。

トラブル発生

外に設置を行い最終テストを行ったところ、WiFiの電波が弱すぎてインターフォンを押しても反応がなかったり、通知が来ても音や画像が固まってしまう状態になってしまいました。ほぼ同じ位置に置いているATOM Cam 2は全く問題なかったのでまさかWiFiが届かない(電波が弱い)とは思っていませんでした。

ひとまず門柱から一番近い2階の部屋(直線距離で約5m)の位置にWiFi子機(MerakiGo)を設置しましたが改善されませんでした。

最終的には門柱から一番近いトイレにあまっていたNECの安いWiFi子機を設置(直線距離で約2m)することでネットワークの問題は解決出来ました。

設置場所からWiFi子機まで距離がある人はオプションのRing Chime Pro(WiFi中継器)を玄関等に設置する必要がありそうです。こちらは中継器以外に常夜灯やチャイムを鳴らす機能もあります。

良かった点

GOOD

・設置が簡単
・スマホ通知で不在時でも対応できる
・監視カメラとしても使用できる
・複数の家族(スマホ)で対応することが出来る

設置に工事がいらない点や、外出先からでも対応したり監視カメラとして使用できるので何かあったときに安心感があります。あとは子機から離れた場所にいる際、今までは階段をダッシュで降りて子機の通話ボタンを押していましたがそれがなくなったのがとても良い点です。

あとは子供がいて日中不在のご家庭であればモーション検知で帰宅を把握することが出来るのは便利だなと思いました。

残念だった点

今回残念ポイントが多すぎるので項目別に説明します。

1.電源周り

BAD

・充電ケーブルがマイクロUSB
・バッテリー充電まで6時間程度かかる
・実際1か月ちょっとしか持たない

2022年に発売したモデルなのにバッテリーの充電ケーブルはマイクロUSBです。USB-CであればスマートフォンやPCと流用できるんですがこれのためにケーブルを準備しておく必要があります。

また公式ではバッテリーは2か月持つと記載がありますが、来訪者が多い場合やモーション検知を行った場合、実際には約1か月程度しかバッテリーが持ちません。さらに充電は満充電まで約6時間程度かかるため深夜に行うことになりますが、その時は監視カメラとして利用する事が出来ません。

もしダウンタイムをなくしたい場合は予備バッテリーの購入が必要になります。

2.ネットワーク関連

BAD

・WiFi受信範囲がめちゃくちゃ狭い(性能が悪い)

上記でもコメントしていますが、とにかくWiFi受信の精度が低すぎます。またWiFi中継器の位置を調整しているときに気が付いたんですが、最初ネットワークが良好でも1時間後にアプリから端末の状態を見るとオフラインになっていることがありました。

これは予想ですが、おそらくバッテリー消費を抑えるため一定期間動作しないときに待機モードに移り、インターフォンが押されたとき再度WiFiを探すためと思われます。なので電波が強くないと復帰モードになった時にWiFiを見失い、来訪者が来ても通知されなくなる可能性があります。

設置場所から少し離れたところにWiFIルーターを設置しているご家庭はWiFI中継器、もしくはオプションのRing Chime Proの購入を強く進めます。

3.録画

BAD

・録画開始後、3秒くらいぼやけた映像になる
・ローカル保存が出来ない(マイクロSD非対応)
・来年(2023年4月)以降はクラウド保存は有償(年間3500円)

待機モードから復帰するまでのラグが原因なのか、録画の開始3秒くらいはぼやけた動画になります。バッテリー駆動なので仕方ないと思いますが、監視カメラとしてはおまけ程度で考えたほうが良いかもしれません。

またローカル保存が出来ないため、すべてクラウド上に保存されます。
なのでライブモードで閲覧する場合や、録画データを閲覧するときに開くまで数秒かかってしまいます。個人的にはローカル保存(マイクロSD)に対応してほしかった。

またモーション検知やクラウド保存は有償オプション(2023年3月末まで無料)のため今後その機能を使用するには年間3500円(または月額350円)のサブスク契約が必要になります。

https://ring.com/jp/ja/protect-plans

あとまだ経験していませんが、おそらくサービス障害時はインターフォンとして機能しないと思われます。

4.インターフォン対応

BAD

・Alexaの通知をチャイム音にできない
・自動対応音声が英語のみ

Alexaにスキルを追加することで来訪者が来ると通知する事が出来ますが、普通の「ピンポーン」という音ではなく「玄関に誰かがいます」とちょっと怖いアナウンスが流れます(笑)ここはオプションでチャイムに設定出来るようにしてほしいなと思いました。

また不在時に自動対応で音声が流せるんですが、現時点では英語しか対応していません。日本で発売するならこの辺準備してから販売してほしかったなと思いました。

常時電源化

バッテリーだと実質1か月程度しか持たない(おそらく冬はもっと短い)のとちょうど庭にコンセントを増設したいと思っていたので私は電気屋に依頼してインターフォンのところにコンセントを設置してもらいました。

また電源化するためオプションで以下の「プラグインアダプター」を購入しました。

常時電源化した結果

当然バッテリーの充電などの不満からは解消され非常に快適になりました。
またモーション検知機能などもバッテリー消費を気にせず使えるようになったことや気持ちインターフォンを押されてからの反応時間も短くなり対応がスムーズになりました。(ネットワークが良好なら1秒かからずスマホに検知される)

ただこのオプションのACアダプターは大きすぎて屋外コンセントにそのまま差せなかったのでそこは改善ほしいなと思いました。

検討中の方へ

今回かなり辛口レビューでしたが以下のような方にはおすすめかなと思いました。

おすすめするユーザー

・設置場所からWiFiルーターまでの距離が近い人
・監視カメラを取り付けたい人
・賃貸に住んでいる人(工事不要なので)

実際色々ありましたが、自分は電源常設化&WiFi中継器を近くに設置することで、問題なく利用する事が出来ているので、上記の懸念事項が気にならない方や、関係がない人は購入を検討してみてもよいかもしれません。

ヤスムラ

◇基本情報
▶IT業界で働くアラフォー
▶一児の父

◇経歴/実績
▶2020年スタートアップに情シスとして転職

▶2021年に副業(情シス x ITコンサル)を開始して初年度売上100万円達成
▶2022年ITフリーランス向け副業コミュニティ(Slack)開設
▶2022年に副業売上300万円達成
▶2023年に副業売上600万円達成

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