GoogleChromeで拡張機能を配布する方法はいくつか方法がありますが、いつの間にIntuneの構成プロファイルから配布出来るようになっていたので試してみました。
なお業務ではGoogleWorkSpaceを利用しているので、そちらでも配布出来ますがその場合、「組織部門」単位でしかコントロール出来ず、今回はWindowsでしか使用しない拡張機能を配布したかったのでIntuneで配布をしてみました。
Microsoft Intuneを利用している方
SaaSを管理しているAdminの方
情報セキュリティ部門の方
実施する背景（目的）
Intuneの条件付きアクセスを利用するために「Windows Accounts」を配布する必要がありますが、今まで手動でインストールしていたため、これを自動化するのが目的です。
また他の方法でも配布出来る方法があるみたいなんですがintunewinファイル作成がめんどくさい手間がかかるのでこの方法を試してみました。
事前準備
まず設定を始める前に配布したい拡張機能のIDを調べておいてください。
IDはChromeウェブストアのURL、もしくは拡張機能のプロパティ画面から確認出来ます。
※今回配布する拡張機能のIDは[ ppnbnpeolgkicgegkbkbjmhlideopiji ]です。
手順
Intuneの管理コンソールから以下の通り実施
1.ホーム画面から ＞ デバイス ＞ Windows ＞ 構成プロファイル をクリック
2. 「＋プロファイルの作成」クリック
3.プロファイル作成画面にて以下の通り選択
| プラットフォーム | Windows10以降 |
| プロファイルの種類 | テンプレート |
| テンプレート名 | 管理用テンプレート |
4.[基本]画面にてわかりやすい名前を設定
5.[構成設定]画面にて コンピューターの構成 ＞ Google ＞Google Chrome ＞ 拡張機能 ＞ 自動インストールするアプリと拡張機能のリスト設定 クリック
6.詳細画面が表示されるので[有効]にチェックを付けて配布したい拡張機能のIDを入力して「次へ」
6.[スコープ]画面にて自社の環境に合わせて設定して「次へ」
7.[割り当て]画面にて適用したいグループやデバイスを設定して「次へ」
8.[確認および作成]画面にて設定内容に誤りが無いことを確認して「作成」クリック
適用確認
デバイスの状態から各PCに適用されたことを確認して下さい。
反映までに時間かかる場合があるので適宜同期処理等を行って下さい。
まとめ
GoogleWorkSpaceを利用している場合で全社員配布するのであればそちらで設定も可能ですがM365しか使用していない会社はこの方法が良いと思うので試してみて下さい。
もし質問・誤り等あればTwitterDM等でご連絡いただければ幸いです。
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